士別市 K様邸
築70年ぐらいの古い住宅だったんですよね。何度か部分的に改築・リフォームはしていましたけど、ここ何年か冬になったら戸が閉まりにくくなったので、イトイ産業さんに見てもらいましたら、土台の方が狂ってきているのではないかということで、リフォームしようと思いました。
本当はリフォームしないで我慢して住もうと思っていましたけど、戸が開け閉めできないんだったらという事ではじめました。
工事をしてもらったら、建物は悲惨な状態でした(笑)よくもっていたなぁという状態でしたね。リフォームすると言っても、最初は水廻りを中心に考えていましたが、解体してみたら全部をやらなきゃいけないくらいひどかったんですよ。それで思い切って2階以外の部分は建て坪を変えずにリフォームしてもらいました。
柱しか残らなかったんですよ。
使えるものがね。
できれば、もうこんなになったら壊して新しく建てたほうがまだいい感じで。
費用も期間も、その方が安いんじゃないかって、周りの人から話を聞きましたけど、執着があるって言うか……
思い入れが……
予算も平屋の一戸建てが建てられるくらいでしたけど、何とかリフォームでやりたいとお願いしたんです。解体していって、柱だけの状態になった時に、むしろユンボで間違って倒した方が、まだきれいに早く次の作業ができるくらいの状態だったんですよね。柱もだいぶ入れ替えてもらいましたけど、それほど築70年、腐食が進んでいましたね。それでもなんとか、リフォームでやってもらいました。私は、室内の装飾は興味がないですけど、妻が好きで。カーテンはこうしたいとか窓はああしたいとか、イトイ産業さんにすごく要求していましたね。満足いったんじゃないでしょうか。妻がカーテンひとつにとってもこういう風にしたいと言うイメージがあったんですよね。それで満足いくように作ってもらえたみたいで。非常に良かったです。
2ヶ月半から3カ月ぐらいでしたね。
工事期間中は引っ越されたんですか。
イトイ産業さんがプレハブを持って来てくださって、畳を敷いてくださいました。隣がレストランなので、水廻りにはできますので、台所はレストランを使っていました。荷物は別のプレハブに全部入れて、もう一つのプレハブは寝るだけ。それが、すごく快適だったんですよ。
イトイ産業が全て用意してくれたんですか?
そうです。畳も全部敷いてくださって、ついたてをいれてもらって、クーラーも入れてもらい、すごく快適で。
夏でしたからね。
すごくなんか……良かったね、思ったよりも。
工事期間のプレハブ生活も、快適で、何不自由なく。現場に近かったものですから、毎日作業工程、進行状態も全部見れたんですよ。
そうですね。
細かいところになったらここどうしますか? など、相談することはありました。毎日顔を合わせていると、ここどうしたほうがいい?という話し合いをよくできました。
お風呂は、近くに温泉があるので毎日温泉でした。その辺上手くいったわね。普通はどこかお部屋を借りなきゃいけないんでしょうけど。
費用と、工期についてですけど、工期は最初からこのくらいかかりますよ、と言われていました。予定の期間で終わったので良かったですし、費用はだいぶ勉強してくれたんじゃないんでしょうか。
レンガの外壁は私たちのひとつの夢でした。レンガにしたいというのはずっと夢で終わると思っていたので、だからレンガにしたんですね。
外壁のレンガは例えば色にしても、カタログを見ても、カタログと実物はまた違うんですよね。そこでイトイ産業さんが札幌へ連れて行ってくれて、これどうだあれどうだって、実際に建ってる住宅のレンガの色を見せてもらって。でも、なかなか納得いく色が無いんですよね。カタログからイメージしていくのですけれども、実際に建った家見ると、もうちょっと渋いほうがいいとか、目地はこうしたほうがいいとか、外壁については時間をかけて選択しました。車椅子を想定してフラットで、できるだけ段差の無いように、そのままトイレに行ったり風呂場に行けるようにはお願いしました。
光熱費は違うだろうね。
昔の家は仕切ってありますよね。寝室も、リビングも全て仕切って、各部屋にストーブですよね。でも今は、リビングにひとつのストーブだけです。だから光熱費も、本当に安くなっていますよね。それと、入った瞬間にヒヤっとする部屋がひとつもないんですよ。
どこも同じ温度なんだよね。
温度差がないので。何なんだろうと思ってるんですけど。前はもうとんでもない(笑) 今はどこに行っても快適ですね。こんなに良いならもっと早くリフォームするべきでした。これは本当に我慢する必要無かったですけど、私たちの年代はどうしても我慢と辛抱ですけどね。
一切無いですね。
不安…無いですね。
熱心な大工さんだったので、すごく良かったですね。
全部ですね(笑) 外壁も気に入っていますし、広くしていただいたし…ただあと、調度品が私たちの中でまだまだ夢があって。調度品を入れれば、もっと映えるんじゃないかなと思うんです。主婦としては水廻りですよね。以前は悲惨な台所だったんですよ。それでも何とか生活は出来たんですけれども、今なんて前がどんなだったか忘れちゃうくらい(笑) 全てがすごくよくて、動線もいいですしね。広さも私たちの年代に合わせて、あんまり広くとらないで、 丁度いい感じですね。
玄関ホールが、もうちょっと幅が広ければ良かったかなと思いますね。
だけどそうすると、リビングや寝室が狭くなるので……。寝室はゆとりのあるようにお願いしました。今考えれば寝室はギリギリでもよかったかな。
ホールは普段、人が行ったり来たりする時は構わないんですけれど、何か荷物を持って出入りする時はもうちょっと広い方が良いかなと思うことがありますね。
まだ今はどこも手直ししてもらってないですね。何かあったら言ってくださいと言ってくれましたけど、言おうと思っても何もない(笑)
どんどん家を建ててもらって……
リフォームでもそうなんですけど、やってもらいたい人の要望って色々ありますよね。私たちのように高齢者と同居する人もいるだろうし、和室を作ってもらいたい人もいるだろうし、色々と手がけてもらいたいですよね。
あとは小さなことでも、どんな時も耳を傾けて欲しいなと思いますね。イトイ産業さんは丁寧で、小さなことでも、耳を傾けてくれます。これからも変わらないでいてほしいです。
イトイ産業さんに限らず、細かい仕事をすると大変でしょうけども、そういう時にいい仕事をしてもらえると必ず繋がりますよね。やはり利用する側は、その時に良くしてもらったら次も必ず頼みますから。それを忘れないでほしいですね。お客様同士の繋がりもありますから。実際リフォームしてもらったり、家を建ててもらったりした、お客様の生の声は強いですよ。私はそう思いますね。我々が何かするにもそうですからね。カタログを見て物を決めるんじゃなくて、実際にそれを使っている人たちがどうなのかという声の方が、信用できますよね。
新築する人もリフォームする人も、建物に興味があり知識を持っている人ばかりじゃないですから、「こういうふうにしてほしい」とだいたいのことしか言えませんよね。その時に、色々と提案してくれて、それから選択できればいいんですけど、イトイ産業さんと知り合う前は、選択肢が二つくらいしかない場合が多かったですね。イトイ産業さんは、色々と提案してくれました。素材を持って来てくれると色んな種類があるんですよね。だからそういう知らせるサービスで、お客さんが本当にその中で選べるといいですよね。私たちがリフォームした後に、色んな人が見に来てくれましたけど、「こんなのあったの!」ってよく言われます。カーテンも、腰壁も。業者さんに言ったら壁はこれとか、カーテンはこうとか提示されなかったらしいですね。業者さん任せという方が結構多いんですよね。その辺は建てる側の人も遠慮なくもっと知りたい、教えて欲しいという事を言っていいと思います。我が家に来た人みんな言うんですよ。「こんなのあったのならやってほしかった」っていうことを。イトイ産業さんは、壁紙も色や肌触りなどたくさん提示してくれました。選ぶのが楽しく夢がひろがりました。その中から選べたことは本当に良かったですね。
イトイ産業さんの担当の方が、私たちがイメージしていたことを、絵を描いて色を塗って、何点も持ってきてくれました。それがものすごくわかりやすく良かったですね。予算の中でしますので、照明器具も以前の家にあったものを使わせていただいたり、ここは新しく買いたいなど要望しました。すると、照明器具の取りはずしも丁寧にしてくれ、 リフォーム後もうまく取り付けしてくれました。なので、予算内でできましたね。照明を買うにしても、以前の物も、どれをどこに使うというのも、提案してくれました。普通は、新しいものにと言うんでしょうけど、イトイ産業さんは「何か必要なもので、残しておきたいものがあるなら言ってくださいね」って言ってくれました。洗面化粧台も、「できるだけ安くかっこよくしたい」と話しましたら、鏡を作りましょうって提案してくれました。
一般的に男の人は仕事から帰ってきてあとは食べて寝るだけですからね。特に主婦の方とか、家の中にいる時間の長い人の要望を、吸い上げてくれるような業者さんがいいんじゃないですかね。
あんまり要望が無ければある程度話を聞いて、 イトイ産業さんのように合うものを提案してくれるでしょうし、私たちみたいに、要望が多すぎて(笑)カーテンひとつにしてもイメージがあって、この感じのカーテンが欲しいと言ったら、旭川まで連れて行ってくれました。そしたらイメージに合うのが並んでいて、もうこれ!って決めて
腰壁の色だけじゃなくて、腰壁と床の色のバランスもこだわりました。床の色が違ったら、同じものを使っても違うイメージになりますし、イメージしている色合いのものを使っている場所を探し、レストランなどにイトイ産業さんと一緒にいきました。これがいいんじゃないかとかと言うところまでイトイ産業さんと一緒にやりましたね。壁紙もそうでした。
壁紙の色で漆喰っぽくと言っても、予算が限られていますので、希望通りにしますと予算オーバーしますけど、イトイ産業さんは何も言わずに、それに近いものを持ってきてくれましたね。ウィリアムモリスの壁紙は、私の要望でした。その話をしても、私の想いを汲んでくれ、寝室やトイレの一面をやってくれました。そういう風なところが、イトイ産業さんでした。でも、よく考えてみたら、全面にしてみたらしつこいですね。一部だけなのがすごく素敵なんですね。だから、イトイ産業さんはちゃんと考えてコーディネートしてるんだなって思いました。イトイ産業さんとの家づくりは、色々私たちのことを考えてくれて、色々な提案をしてくれてほんとうに楽しくよくしてくれました。感謝しています。